2020年12月18日金曜日

Item Description

 

本日は
19世紀のミニアチュールのペントップを
御紹介します。

このタイプのミニアチュールは
エナメルや陶板とは違い、
細密画をそのまま閉じ込めるタイプで、
細かな筆遣いまで確認出来るのが特徴です。

モチーフ物や風景画、肖像画等、多種多様で、
ジュエリーコレクター以外の人にとっても
非常に魅力的なアイテムです。

起源としては写真がなかった時代故のもので、
特に実在の人物や風景が描かれたものは
当時をリアルに垣間見ることが出来
興味深いアイテムです。

ただ、こういった細密画のジュエリーも
安価な素材のものからファインジュエリーまで
色々で、ミニアチュールとしての出来栄えも
ミュージアムピースと呼べるレベルの物から
玩具レベルまで多種多様です。

完成度が高く、
かつ状態の良いミニアチュールは大変貴重です。

本日御紹介するペントップは
ゴールド(625)の地金と
高品質なドームガラスが用いられた
19世紀のミニアチュールです。

四隅にシードパール、バチカンには
ローズカットダイヤモンドを使用、
地金はルーペでしか確認できないほどの
極小ミルグレインが施されており、
ジュエリーとしても完成度が高いものです。

コンディションもパーフェクト。


№ XD1013
細密画ミニアチュール
ペンダントトップ
¥980,000(税込)

英・19世紀後期
ゴールド625、シードパール
ローズカットダイヤモンド、他。
4cm×5cm(バチカン含む)





2020年12月8日火曜日

Item Description

本日は
アンティークのカフリンクスを4点
サクッと御紹介します。
20世紀以降のギロッシュエナメルは
19世紀以前のタガネによる
手作り感のある品とは一味違った
くっきりした放射状の幾何学の
地模様が特徴です。

このタイプのギロッシュエナメルは、
フランスやイギリスだけでなく、
北欧ヴィンテージのシルバー製品にも
多く用いられています。
こちらのカフリンクスは
1920年代のアメリカ製。
ギロッシュエナメルのブルーが鮮やかな
固定式のダブルフェイス。

地金はゴールド(585)が使用されており
重厚感のあるカフリンクスです。14Kの刻印。
 
№ XE1003
ギロッシュエナメル
ゴールド カフリンクス
¥280,000


米 1920s~
585YG、エナメル
直径1.4cm、6.8g 

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ヴィクトリアン後期からアールデコにかけて
多く用いられたデザイン。
コンディションはパーフェクト。

№ XE1005
ゴールド カフリンクス
¥お問合せ

英・バーミンガム 1905年
ゴールド375、
1.5cm×1cm、5.1g


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アールデコ期以降に多用されたデザインで
比較的ローカラット素材が多いタイプですが
こちらは750YG製。
コンディションはパーフェクト。
№ XE1006
ゴールド カフリンクス
¥お問合せ

英・バーミンガム 1937年
ゴールド750、5.6g

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このタイプのボタンスタイルは
20世紀初期から現在まで
世界中で多く造られていますが
こちらはイギリス製。

地金が15ct(625)なので
1932年以前の物になります。

後年にチェーン部分が
750YGのパーツに交換されており
コンディションはパーフェクト。


№ XE1007
マザーオブパール&ゴールド
ボタンスタイル カフリンクス
¥お問合せ

英・20世紀初期
ゴールド625(一部ゴールド750)
マザーオブパール
直径1.4cm、5.65g