2023年2月19日日曜日

Item Description



本日も引き続き陶板画の御紹介です。

一点目は19世紀後期頃のKPM2点。
小ぶりながら繊細に色鮮やかな
ロココ絵が全てハンドペイントで
施されています。


アンティークの陶板としては
非常に良いコンディションです。

№ XF1010
陶板画(hand painted)
¥(お問合せ)

独・19世紀後期~
KPM(バックサイン)
ポーセリン
各 約11cm×9.0cm

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

こちらも同様に
小ぶりながら完成度の高い作品。
勿論全てハンドペイントです。
非常に良いコンディション。

№ XF1011
陶板画(hand painted)
¥(お問合せ)

窯不詳
19世紀後期頃~
ブロンズ、ポーセリン
約11cm×8.0cm

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

こちらはモチーフ作品ではなく肖像画。
同じく全てハンドペイントで
非常に良いコンディションです。

№ XF1012
陶板画(hand painted)
¥(お問合せ)

英(推定)・19世紀中期~後期頃
ブロンズ、ポーセリン
約14.5cm×11.0cm


2022年12月23日金曜日

Item Description

本日はジュエリーをお休みして
陶板画をいくつかご紹介しておきます。
いずれも比較的小ぶりなお手軽サイズで
全てハンドペイントです。

陶板画は細密画等に比べ退色の心配もなく、
お手入れや管理は比較的簡単なので
個人的にもコレクションにお勧めです。

一点目はマイセンの聖母子像。
小ぶりですが鮮やかな色彩が華やかです。
壁掛けタイプで裏はマイセンのバックサイン。
コンディションも非常に良好。
№ XF1007
陶板画(hand painted)・マイセン 聖母子像 
¥(お問合せ)

独・19世紀後期
マイセン(バックサイン)
ポーセリン、真鍮
約10.0cm×7.50cm

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

同じく お手軽サイズの陶板画。
こちらはフランス製、
透かし彫りのフレームに裏はベルベット製。
自立しますのでデスク等に飾っても素敵です。
コンディションも良好。
№ XF1008
陶板画(hand painted)
¥(お問合せ)

仏・19世紀後期~
ポーセリン、真鍮、他。
約13.5cm×10.0cm


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


3点目、こちらはドイツ製。
こちらはフレーム無しのタイプになります。
このままでも素敵ですが
飾る場合は額装される方が安全かと思います。
非常に良いコンディション。

№ XF1009
陶板画(hand painted)
¥(お問合せ)

独・19世紀中期~後期
ポーセリン
約13.0cm×10.0cm




2022年10月28日金曜日

Item Description

本日はバタフライウイングの
ジュエリーを御紹介いたします。

※ 蝶の羽を用いたアクセサリーは、
 20世紀初期以降に流行した
 主にシプトン社製等の
 シルバー製品等がよく知られていますが、
 流行に伴い多くの他メーカーや他国で
 類似品が制作されて行くにつれ、
 品質を落とした廉価品も多く出回った為
 現在でも様々な製品が現存しており
 ヴィンテージファンにも
 非常に人気のアイテムです。

 現在でも一部の地域では制作されており
 海外のジュエリーショーなどでは
 時々目にすることもあります。
 (ただ、使用する素材は違うので
 アンティークとは印象が異なります)

 それらについては、また後日
 御紹介させて頂きます。
今回は、
そういったアクセサリーとは
一線を画した19世紀後期頃の
ゴールドジュエリー等を中心に
御紹介いたします。

まず1点目は
ロッククリスタルとシードパールの
英国製ゴールドブローチ。
ゴールドの地金に
非常に状態の良い羽が用いられ、
更にロッククリスタルの風防が
鮮やかさを引き立てています。

粒ぞろいのシードパールも
一つ一つ丁寧に留められ、
しっかりジュエリーとして
制作されています。

当時は20世紀以降に行われた
モルフォ蝶の養殖などもなく
都度捕獲したものを使用していた為、
傷んでいたり仕上がりも様々な中、

こちらのブローチのように状態も良く
丁寧に制作されたヴィクトリアン時代の
バタフライウイングジュエリーは
貴重だと思います。
XA1029
バタフライウイング
シードパール&ロッククリスタル
ゴールドブローチ
¥(お問合せ)

英・19世紀後期~20世紀初期
ゴールド375,ロッククリスタル,
シードパール,バタフライウイング
4.5cm×1.8cm、5g


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


2点目、
同じく英国製、ロッククリスタルと
ゴールドのブローチ。

やはり状態の良い羽が用いられ
ドーム状の良質な
ロッククリスタルの風防で
色彩が引き立っています。


1点目同様に、
コレクション色の強い20世紀以降の
アクセサリーとは違い
良質な素材でジュエリーとして
制作されており、大きさも控えめで
現在でも違和感なく
身に着けて頂けると思います。

コンディションも良好。
XA1030
バタフライウイング
ロッククリスタル
ゴールドブローチ
¥(お問合せ)

英・19世紀後期~20世紀初期
ゴールド375(ピンはシルバー)
ロッククリスタル
バタフライウイング
6.5cm×2.0cm、3.3g


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


3点目、
こちらはアメリカ製になります。
時代も20世紀以降の
比較的新しいアイテムです。

上記2点同様に
ゴールド&ロッククリスタル製。

こちらはダブルサイデッドになっており
それぞれ異なる羽が用いられています

20世紀以降、
アメリカで制作されたタイプで、
ペンダントだけではなく、
ブローチやリングなども造られており、
デザインや大きさも様々です。
シンプルな鏡面フレームタイプで
大きさも控えめなので、
どのようなファッションにも
合わせて頂きやすいと思います。

このタイプは多く造られた為
中には羽の状態が悪いものや
地金が変形しているもの等も
割と多いのですが
こちらは非常に良い状態。

XD1019
ダブルサイデッド
バタフライウイング
ゴールド&ロッククリスタル
ペンダントトップ
¥(お問合せ)

米・1930s~1950s
ゴールド585,ロッククリスタル
バタフライウイング
1.2cm×2.0
(チェーン別売,ゴールド585)




2022年8月19日金曜日

Item Description

本日は、ミニアチュールジュエリーを
2点御紹介致します。

1点目は良質な天然パールと
クリスタルガラスで製作された
ゴールド製(585)の細密画ペンダント。

裏面は開閉可能なロケットになっており
重厚なクリスタルガラスの裏蓋も、
しっかり機能し造りの良さが伺えます。

遺髪などが納められていた形跡がありますが、
現在は取り除かれています。

フレームとバチカンには粒揃いの
良質な天然パールがふんだんに使用され
隙間なく丁寧に留められています。

100年以上が経過してなお非常に良い状態で
大切に扱われていたことが伺えます。
アメリカ製と推察致します。

№ XA1027
細密画ロケットミニアチュール
¥(お問合せ)

米・19世紀後期~20世紀初期
ゴールド(585)、天然パール、
クリスタルガラス他。
直径約3cm(バチカン含まない)



∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

2点目はフランス製の
細密画ミニアチュールです。

19世紀後期に比較的多く制作されたタイプです。
素材も出来も色々ですがシルバー製が多く、
こちらもソリッドシルバーですが、
ヴェルメイユ加工が施されており
シードパールの留めもしっかりしており、
全体的に丁寧に制作されています。

細密画も退色してしまっているものが多い中
こちらは非常に良好。


1点目に御紹介したような
センチメンタルジュエリーは
コレクション色が強いアイテムですが、
こちらは19世紀にフランスで多く制作された
イラストタイプですので、現在でも
レトロなお洋服などに
合わせて頂けるかと思います。
№ XA1028
細密画ミニアチュール
¥(お問合せ)

仏・19世紀後期
ソリッドシルバー(ヴェルメイユ)、
シードパール、ガラス他。
径22mm×25mm




2022年6月29日水曜日

Item Description

本日はフォブシールを2点
サクッと御紹介します。
一点目はジョージアン期の
カーネリアンとゴールドの
スネークモチーフ。
アンティークジュエリーの中でも
人気の高いスネークデザインですが、
特にフォブシールはバチカン要らずで
野暮ったさがなくスマートですね。
細かな彫りが施された蛇モチーフに
更に、フレーム上の土台部分にも
凝った金細工があしらわれており
しっかり手をかけて制作されています。
200年の時を経ても尚
コンディションも非常に良く、
大切に扱われていたことが伺えます。
結構な数が現存するシールの中でも
一線を画すアイテムかと思います。

それなりの重量感がありますので
太めのチェーンがおすすめです。
(写真のチェーンは別売り)
№ XI1003
ジョージアン
カーネリアン×ゴールド
スネークモチーフ
フォブシール
¥(お問合せ)

英・18世紀後期~
ゴールド375,カーネリアン
2.0cm×2.0cm×1.5cm
7.6g  


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

2点目はヴィクトリアン時代の
同じくカーネリアンとゴールドの
フォブシール。
非常に小ぶりながらも
一切手は抜かれておらず
丁寧な彫りが施されており、
ルーペではホールマークも
しっかり確認できます。

写真のゴールドチェーン(別売り)は
ヴィクトリアン時代のものですが、
フォブが小ぶりなので、
スクリューやベネチアン等の
現代のチェーンでも、色味が合えば
気軽に合わせて頂けるかと思います。

コンディションも非常に良好。
№ XI1005
ヴィクトリアン
カーネリアン×ゴールド
フォブシール
¥(お問合せ)

英・Birmingham,1894年
カーネリアン,ゴールド625,
2.0cm×1.0cm×0.8cm
2.23g