本日は、
アンティークカメオのペントップを
2点御紹介します。
まず一点目は、
19世紀後期頃のマザーオブパールの
カメオペンダントトップ。
繊細な彫りが施されたカメオに
凝ったツイストフレーム。
(ゴールド750製)
裏面は遺髪を用いたヘアーアートが
納められており
良質な風防で覆われています。
おそらくモーニングジュエリーとして
制作されたものでしょう。
マザーオブパールを用いたアイテムには、
簡素な造りのお手頃なアクセサリー等も
非常に多いのですが、
今回御紹介しているカメオは
貝の色の違いを巧みに利用して
丁寧に手彫りされた高品質なもので、
アクセサリーの類とは一線を画します。
マザーオブパールを用いた
質の良いアンティークカメオは
決して多くはなく大変貴重です。
決して多くはなく大変貴重です。
カメオ、ヘアーアート共に
コンディションはパーフェクト。
№ XD1016
マザーオブパール&ゴールド
カメオ&ヘアーアート
ペンダントトップ
¥お問合せ
英・19世紀後期~20世紀初期
マザーオブパール、ゴールド750
ガラス他。
3cm×2.5cm(バチカン含まない)
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
二点目は
ストーンカメオの御紹介です。
同じく19世紀後期頃。
この時代のカメオには
多くみられるモチーフですが、
中でも、こちらのストーンカメオは
非常に厚彫りでティアラ等の装身具から
髪やドレスに至るまで忠実に彫り込まれ、
緻密に再現されています。
サイドから見てわかる通り、
白い層自体には厚みはさほどなく、
あえて持ち上げる形で高さを出して彫られ
全体の立体感が表現されています。
裏から光をかざしてルーペで確認すると
ベースに一箇所うっすらと
インクルージョンが見られます。
経年を考えれば非常に良い状態。
アンティークならではの
迫力満点なハイレリーフカメオに対し
フレームは至ってシンプル。(YG375)
カメオはドイツ製ですが、
フレームはイギリス製。
(裏にホールマーク)
(裏にホールマーク)
№ XD1017
アゲートストーンカメオ
ペンダントトップ
¥お問合せ
独(フレームは英),19世紀後期
ゴールド375、瑪瑙
3.5cm×2.5cm(バチカン含まない)